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日常の様子


1月の活動

2023年2月7日

1月は、5日の冬休み開所からスタート。
夏休みの活動レポートでも伝えましたが、長期休みもおんせんキャンパスを開所するには、いくつか理由があります。

・長期休みは生活リズムが崩れやすいので、おんせんキャンパスに来ることで整えられるように。
・宿題が終わってないことが心の負担にならないよう、少しずつ取り組めるように。
・長期休みならではの楽しい思い出を作れるように。

といった目的で、映画鑑賞やスポーツ大会、子どもたち中心となって企画するゲームフェスなど、通常よりやや遊び要素の多いプログラムを計画しました。

お昼は毎日一品を持ち寄って鍋を作り、みんなで食べました。
できたての温かいお鍋を一緒に食べると、親密度も増すのでしょうか。
いつも以上に笑顔で会話する様子が見られたように感じられました。

 

10日からは通常のプログラムである学習やキャリア、グループワーク、スポーツ、つくってたべよ♪(調理実習)、サークルをしつつ、個別の子たちもそれぞれ自分で立てた計画で活動しました。

おんせんキャンパスでは、スタッフも子どもたちも横並びで活動します。
今月は、書き初め、自分の好きなことや、やってみたいことについて考えるワーク(ドリームマップや偏愛マップ作り)などを通して、自分自身や他者理解を深めました。

「好きなこと」「やりたいこと」をあらためて考える作業をすると、ワクワクがふくらみ、これからのことにも意欲が出てくるように思います。
(これをやりたい!)という気持ちが強くなると、それをやるために必要な学習や努力をしたり、取り組んだことで(自分にはこれがある!)という自信をもてるようになったりするので、おんせんキャンパスでは子どもの「好き」や興味を大事にしています。
 

おんせんキャンパスには、コミュニケーションに苦手感をもっている子もいることから、楽しくワークをするうちにコミュニケーションがとれるよう、グループワークを行なっています。
今月行った新聞紙タワーは以前もやったことがあるため、前回の経験を踏まえてグループで知恵を出し合い、協力している様子が見られました。

今年前半頃までは自分の意見を言えなかった子たちが、「土台をしっかり組んで、上は細く高くしよう」「倒れるリスクをとるより、安定しているここらへんでやめておこう。競争じゃないんだから」といったアイデアや意見を言っている様子に、成長を感じました。

学校に行きづらくなる子は自信があまり持てず、他者と関わるエネルギーも0に近い状態になっている傾向があります。
おんせんキャンパスでは、まずは安心できる環境、関係性をつくることからはじめ、その子にエネルギーが溜まってきたら、自分の殻から一歩外へ出るよう背中を押しつつ、となりで一緒に歩くよう心がけています。

それは、おんせんキャンパスのスタッフだけでできることではなく、保護者さんや学校の先生方と力を合わせることでできることです。
これからも大人のチーム戦で、子どもを応援していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします!

 
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