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日常の様子


11月の活動

2022年11月30日


紅葉が見頃の11月は、地域交流イベントが続きました。
おんせんキャンパスは温泉地区のみなさんに米作りをはじめ、何かとお世話になっています。
地域のみなさんへの日頃の感謝を込めて、また、子どもたちが年代も背景も異なる方々とコミュニケーションをとって地域社会で暮らしていけるよう、様々な体験活動を行いました。

【竹灯篭作り、しおり作り】
今年の夏、おんせんキャンパスのある温泉地区の有志が集まり「おんせん地区つながり会」を結成。
おんせんキャンパスからは地域連携担当のスタッフが活動に参加して、関係性を築いてきました。
そうして行うことになった最初のイベントが、「石照庭園ライトアップ」です。

おんせんキャンパスの子どもたちは、地域の方に教わって竹灯篭を作ったり、来場者へプレゼントする落ち葉のしおりを作ったりして盛り上げました。

ライトアップ初日は、温泉地区の槻屋神楽さんの神楽が披露され、幻想的な雰囲気に。
子どもたちもご家族と一緒に来場して、秋の夜を楽しんでいました。
 

【スポーツ地域交流活動】
翌週は、地域の方々とスポーツを楽しむイベントを行いました。
青と赤チームに分かれ、まずは体育館でカローリング。
それから校庭に出て、玉入れ、綱引き、ベガーボールといったミニ運動会。
全員が楽しみつつも全力勝負。
いつも使わない筋肉を使い、翌日は筋肉痛になったという人もいました。
 

【収穫感謝祭】
そして、ラストの山場は「収穫感謝祭」。
お世話になっている地域のみなさんをお招きして、会食するイベントです。
この日のために、子どもたちは「どうしたら、感謝の気持ちを伝えられるか」「おもてなしって、どうすること?」を話し合い、招待状や席札を作るなどして、少しずつ準備してきました。

会食メニューは、舞茸ごはん、かぼちゃの味噌汁、ナスと豚肉のみぞれ煮、茶碗蒸し、梅シロップゼリー。
「ご高齢の方が多いから、薄味のほうがいいよね」「洋食より和食がいいんじゃない?」という意見で決まった献立です。

当日は食事を作り、席札を立てるなどして会場を整えてから、地域の皆さんをお出迎え。
食事をしながら歓談した後は、用意していたプレゼント(色紙、しおり、収穫したお米)を手渡ししました。
 

11月は、子どもたちの自主企画が次々に立ち上がった月でもありました。
小学生チームが立ち上げたのは、ゲームイベント。
みんなが仲良く楽しめるよう、イベントの流れやルールを解説するスライドや司会の台本を作って進行し、手作りの景品も用意するという見事な内容でした!

中学生からは、「おんせんキャンパスの歌を作るプロジェクト」や「図書室を作るプロジェクト」が立ち上がり、動き始めました。
おんせんキャンパスを大事に思ってくれているのでしょうか。
子どもたちのやさしさや行動力に、スタッフは目を見張るばかりです。

10月に引き続き、中学3年生は受験勉強をがんばっています。
中学校の定期試験をおんせんキャンパスで受けた子たちもいました。

そうして集中した後は、リラックス。
最近、子どもたちが楽しみにしているワークに「ヨガ」があります。
ヨガのインストラクター経験のあるスタッフが、今の気持ちと体の調子、ヨガをした後の気持ちと体の調子を色などで表すワークをとり入れたことで、子どもたちは自分の状態を言葉で伝えられるようになってきました。

心と体の状態を自覚することは、とても大事です。
わかっているだけで気持ちが落ち着いたり、他人に説明して理解してもらえたり、解消方法につながったりしますから。


【ユースの活動】
週2日のユースの活動も、勉強とリラックスの2本立てで行っています。
今月の調理実習は、焼き芋!
焚き火、オーブンレンジ、オーブントースターの3通りに挑戦したんですよ。
いずれもあまくておいしい焼き芋ができあがりました。


12月のメインイベントは、クリスマス会!
どんな内容にするのか、子どもたちが相談して準備していきます。
本番は24日(土)。
ぜひご参加ください。


 
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