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スタッフより

専門家講座② 思春期の子どものこころ研修会

2023年1月11日


11月20日(日)、おんせんキャンパスで専門家講座を開催しました。
講師は、野口寿一先生(島根大学人間科学部心理学コース准教授)。

野口先生が解説してくださったことを、少し紹介いたします。

思春期は「心身の大地震の時期」。
時期は多少の違いはあっても、10〜14歳頃に心身が大きく変化することから、調子を崩したり、学校に適応しにくくなったり、謎の身体症状に見舞われたりすることがある。

【この時期のとらえ方のポイント】

・不適応は、必要性があって起こっている。
・好きなことをするのは、心の栄養になるので応援するといい。
・休息は大事。
・休息がとれた後は、多少ストレスがあっても他者と関わる場へ行くようにすると、自分を知るためのいい刺激になる。
・子どもが自分軸を築いていくのを支えるために、保護者自身も自分が何を大事にしているのかを意識しておくといい。互いのちがいを尊重できるようになる。
・子どもの文化などの違いはあっても、どの世代の人間もよくやることと思っておくといい。


さらに、ゲームやネットのとらえ方をはじめ、具体的な子どもとの関わり方も教えてくださいました。

参加された方々の感想を一部紹介させていただきます。

・子どもが思春期になり、自分の関わり方(接し方)について学ぶことができ、よかったです。

・思春期まっただ中の子ですが、先生の講演を聞いて、まっすぐ自分らしく、つまずきながらも日々を過ごせていることを再確認できました。親として、子どものアシストをうまくできたらなと思いました。

・先生のお話は我が子と重なることもあったりして、色々とうなずけることが多く、考え方が広がる思いがしました。

おんせんキャンパスでは、学期ごとに専門家講座を開催しています。
3学期は、2月12日(日)。
精神科医・公認心理師の飛田憲彦先生にご講演いただきます。
(医大前クリニック院長、島根県立こころの医療センター非常勤)

お子さんがおんせんキャンパスを利用されていなくても講座には参加できますので、興味がありましたら、ぜひお問合せくださいませ。
onsen-campus@katariba.net





 
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